はじめて接客したお客さんが笑顔で帰って行ったとき、なんともいえない嬉しさがこみ上げてきた。まだ知識も十分ではないし、言葉の壁もある・・・そんな外国人である私の接客に、きちんと向かい合ってくれたマダムに感動した。その日、そのマダム以外にもフランス人の対応をすることがあったのだけれど、やはり、そのたびに感動するのだった。「フランス語でふつうに話しかけてくれる」・・・ただそれだけのことに、いちいち喜んでいた。
実は、日本にいるとき、あるお店で隣のカップルがこんな会話をしているのを聞いたことがある。
「店員さんに聞いてみようよ。」
「でも、あの人は外国人だしあまり分からなさそうだから、あっちの人に聞こう!」
一番近くにいて、手のあいていた外国人の店員を避けたのだ。
全員が全員、そういう考えだなんて思ってはいない。でも、自分の中では勝手に、私もフランスではそういう風に見られるのではないかと思っていたのだ。ところが、そんな考えは間違いだったのだ。間違いであったことに、感謝したい!
お客さんが、ふつうのスピードで話しかけてくれることも嬉しかった。まるで、子どもが大人と同じ扱いをされて喜んでいるレベルのことだから、他人からしたらどうってことないことなのかもしれない。でも、少しだけフランス社会に入りこめた気がして、興奮した。入りこめたなんて、気のせいかもしれないけれど(笑)。とはいえ、やはりスピードについていけないときがあったり、分からない単語も出てきたりするわけで。そんなときには、お客さんは、いやな顔ひとつせず、少しゆっくり繰り返してくれたり、他の単語で言い換えたり、どんなものなのかを分かりやすく説明してくれたりするのだった。
「お客さん運」なんてものがあるとしたら、かなり恵まれていたのではないかと思う。
実は、日本にいるとき、あるお店で隣のカップルがこんな会話をしているのを聞いたことがある。
「店員さんに聞いてみようよ。」
「でも、あの人は外国人だしあまり分からなさそうだから、あっちの人に聞こう!」
一番近くにいて、手のあいていた外国人の店員を避けたのだ。
全員が全員、そういう考えだなんて思ってはいない。でも、自分の中では勝手に、私もフランスではそういう風に見られるのではないかと思っていたのだ。ところが、そんな考えは間違いだったのだ。間違いであったことに、感謝したい!
お客さんが、ふつうのスピードで話しかけてくれることも嬉しかった。まるで、子どもが大人と同じ扱いをされて喜んでいるレベルのことだから、他人からしたらどうってことないことなのかもしれない。でも、少しだけフランス社会に入りこめた気がして、興奮した。入りこめたなんて、気のせいかもしれないけれど(笑)。とはいえ、やはりスピードについていけないときがあったり、分からない単語も出てきたりするわけで。そんなときには、お客さんは、いやな顔ひとつせず、少しゆっくり繰り返してくれたり、他の単語で言い換えたり、どんなものなのかを分かりやすく説明してくれたりするのだった。
「お客さん運」なんてものがあるとしたら、かなり恵まれていたのではないかと思う。
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